【生き物に学ぶ】季節に対する素直な生き方・冬眠。

今回の【生き物に学ぶ】は、テントウムシの冬眠について。
ナミテントウの寒い環境下での生き方を観察したことで、昆虫の生活サイクルは「季節に対するシンプルで素直な生き方」の結果だということを学びました。
実験内容
現在、冷蔵庫(3~8℃)でナミテントウを管理し、冬眠してもらっています。
実験目的は「冬眠の実態を知ること」と「ナミテントウの家系図を作ること」の2つ。
エサはあげずにひたすら冷蔵庫で冬眠してもらい、2週間に1回、5分程度冷蔵庫から出し、生存確認をしています。
そして暖かくなってきたらもう1匹ナミテントウを捕まえ繁殖させ、「ナミテントウの家系図」を作るところまでいきたいなーと考えています。
冬眠中のナミテントウさん
今日で実験を開始してから1か月と14日。1つ目の実験目的「冬眠の実態を知ること」については達成しつつあるので、その成果?発見?をまとめます!
省エネモード
きっと皆さんの想像通りだと思いますが、冬眠中のナミテントウはひたすらじーーーーーっとしています。
脚を体の中に畳んで、本当にじっとしています。ぱっと見、力尽きたんじゃないか?と思う程。
うんちを出している様子もなく、ただひたすら暖かくなるのを待っているみたいです。
エサをあげていないため新しいエネルギー源は皆無。今あるエネルギーを最低限使い、寒い環境を生き抜いていることが分かりました。
もぞもぞ動くモード
2週間に1度、冷蔵庫から出し生存確認をしていると、1つ面白いことを発見。
気温によって動き出すまでの時間に変化があることを見つけました!
気温が10℃を下回るときは動き出しまで5~10分。15~20℃前後まで上がると、ほんの数秒でもぞもぞ動き始めます!(その間、動くまでナミテントウに触れたり揺らしたり、一切刺激は与えないようにしています。)
これには本当にビックリ仰天。気温をもとに活動する時と休む時を分けているんだなーと実感できました。
ちなみに動き始めるとき、前脚の方から「もぞもぞもぞ」とゆっくり出す仕草がたまらなくかわいい。触覚を少し揺らしながら徐々に歩き出す姿に毎回キュンキュンしています。
ナミテントウの冬眠に学ぶ
今回の冬眠実験で「季節に合わせた生活すること」をナミテントウに学びました。
これまで季節ごとの行事はちゃんと楽しんできているはずですが、季節の流れに沿って生活していることをあまり意識してこなかったように思います。
その点、テントウムシに限らず大体の昆虫は「暖かいと活動し、寒いなら冬眠」というサイクルがハッキリしています。
特にナミテントウの「寒いときは冬眠」の部分を観察できたことで、昆虫は環境に対して素直に生きていることを学びました。季節に対してシンプルに素直に生きているようです。
今年はナミテントウに倣って「暖かいときは昆虫採集、寒いときは野鳥観察&いきもの作品制作(をメインに力を入れる)」という意識をもって生活していこうと思います!
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