【実録・完全変態】ツマグロヒョウモンの成長記録まとめ。

今回は、ツマグロヒョウモンの成長記録をザっとまとめてみました。
今後数回にわたり幼虫・蛹・成虫、各段階について詳細を語る前に、まずは成長の全体像を把握しておこうと思います。
ツマグロヒョウモンとは?
ツマグロヒョウモンは、オレンジ色の翅にヒョウのような模様をもつ蝶です。オスは翅全体がオレンジ色・メスは前翅の先端に深い青色と白いラインが入っています。
ツマグロ・ヒョウモンとは、見たまんまを表現しためちゃくちゃ分かりやすい名前だなーと思っています。
しかし幼虫時代まで遡ると、その名前からは想像できない見た目にビックリ仰天です。黒ボディーに赤と黒のトゲトゲをまとった危険な匂いがプンプンします!めっちゃ攻撃的な見た目です。
初めて見つけた時、まるで蛾の幼虫かのような「触るな!危険!」具合に怖気づいてしまい、家に連れて帰れませんでした。(笑)
幼虫時代が過ぎ去れば次は蛹。の前に、幼虫から蛹になる間の「前蛹」という段階に入ります。ここでぶら下がり状態になり、蛹になる準備を整えます。
蛹になると、メタリックに輝くトゲとノーマルトゲをもつ茶色ボディーへと変化。このメタリックトゲが金か銀かで性別が分かります。金ならメス、銀ならオスという法則です。
3匹の蛹を見た経験上、正解率は50%以上あるかないかといった感じ。(笑)実際に羽化するまでは分かりません!
発見から羽化までの記録
ツマグロヒョウモンの成長過程をザっと話したところで、いよいよ成長記録の方に入っていきます。
幼虫・蛹の期間、前蛹になってから蛹になるまでの時間、羽化までの日数など、割と詳細な記録です。
1.2.3匹目の成長記録を表にまとめてみました。(3匹とも2024年)
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 | |||
---|---|---|---|---|---|
日時 | 様子 | 日時 | 様子 | 日時 | 様子 |
10/25 | 発見 | ||||
6時間後 | |||||
10/25 20:00 | 脱皮開始 | ||||
13時間後 | |||||
10/26 | 発見 (終齢幼虫) | 10/26 9:00 | 脱皮完了 (終齢幼虫) | 10/29 | 発見 (終齢幼虫) |
3日後 | 8日後 | ||||
10/29 14:00 | 蛹になる場所 を探し始める | 11/6 13:00 | 蛹になる場所 を探し始める | ||
1日後 | 1日後 | ||||
10/29 14:00 | 蛹になる場所を決める | 11/7 13:00 | 蛹になる場所を決める | ||
5時間30分後 | 8日後 | 5時間後 | |||
10/30 19:30 | 前蛹になる | 11/3 2:00 | 前蛹になる | 11/7 18:00 | 前蛹になる |
18時間後 | 15時間後 | 23時間後 | |||
10/31 13:00 | 蛹化開始 | 11/3 17:00 | 蛹化開始 | 11/8 17:00 | 蛹化開始 |
10日後 | 13日後 | 13日後 | |||
11/11 12:00 | 羽化完了 | 11/16 11:00 | 羽化完了 | 11/21 17:30 | 羽化完了 |
羽化した順に1.2.3匹目としました。
同じツマグロヒョウモンとは言え、成長に個体差があるんだなーと感じます。特に、前蛹になってから蛹化が始まるまでの期間。最大で8時間も差があったみたいです。
1匹目は18時間、2匹目は15時間とほぼ同じでしたが、3匹目は中々蛹にならず20時間を超えてから少しひやひやした記憶があります。その分、蛹化の瞬間はめちゃくちゃ感動しました!
地球外生物説
完全変態を実際に観察すると、どう考えても地球外生物としか思えません(笑)
1回自分の体を溶かして蛹になるなんて、幼虫・蛹・成虫で姿が全く違うなんて、とても変です。蛹に至ってはもうよく分からない形すぎる。
ツマグロヒョウモンの成長を見守っている間、自然が作り出した成長過程と造形美に感動してばかりでした。
次回以降の【実録・完全変態】では、実際の映像も合わせて詳細に語っていこうと思います。
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