【チームベタの日常】目が飛び出たオスカルくん、ポップアイ。

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丈夫で飼育しやすいと言われるけど意外と繊細なベタ

ベタは初心者でも飼いやすい魚と言われることが多いです。実際にエアレーションやフィルター、水草など一般的に必要とされる装置がなくとも飼育することができます。

エアレーションがなくても問題ない理由は、ラビリンス器官のおかげで自発的に空気中から酸素を体内に取り込めるからです。エラの上部に呼吸補助器官としてついています。ちなみに「ラビリンス」という名前の由来は器官の構造が複雑に入り組んだ迷宮のようになっているかららしいです。小さい体にそんな複雑な構造を持っているとは、すごいです。

フィルターについては設置しない場合、2.3日に1回の水換え(4分の3程変えます)をすることが条件になってきます。いくら丈夫な魚と言っても水質悪化によって病気にかかることがあるので、こまめな水換えが大切です。

水槽についても1Lくらいの小型サイズでOK。ベタ(特にオス)は闘魚と言われるほど喧嘩っ早いので同じ水槽で複数匹を飼うことはできません。ヒレがボロボロになってしまいます。オス・メスの混泳も繁殖時以外はオススメしません。単独飼育が基本です。

水にはカルキ抜きとバクテリア活性化・抗菌力・免疫力アップ等の効果をもつ液体を入れれば準備完了です。

お世話でやることと言えば、1日2回のエサやり、うんちの掃除、2.3日に1回の水換え(4分の3程変えます)、フレアリングのみ。結構簡単です。

これらこそベタが初心者でも飼育しやすいと言われる所以です。

しかし実際に飼育してみると意外と繊細な面も持っていることが分かりました。ベタの飼育を始めて約1年が経ちますが、その間に4種類の体調不良を起こさせてしまいました。

特に、オスカルくん

これまでにベタが起こした体調不良は次の4つ。

便秘・エサ食べない・ヒレの自切・ポップアイです。前3つは完治しましたが、ポップアイについては現在も治療中です。それぞれの原因を簡単にまとめると以下のようになります。

・便秘…水温低下・エサ与えすぎ(水温25度~29度キープ・エサの量調節で解消)
・エサ食べない…水温低下(水温25度~29度キープで解消)
・ヒレの自切…エサが足りない・明るすぎる照明
・ポップアイ…水質悪化

ヒレの自切については以前書いた記事があるのでそちらを読んでください!

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そして何より厄介なのがポップアイ。チームベタの大将とも言えるオスカルくんがかかってしまいました。オスカルくんは体が大きくてエサの食いつき方が凄まじい丈夫なベタなはずなのに、これまでも便秘やエサ食べない期間があったり、実は繊細な子なのかもしれないと感じました…。

ポップアイは目が出目になってしまう病気。見た目にかわいそうな状態になってしまうので、見ている方も結構辛いです。原因は明らかに水質悪化。オスカルくんに申し訳ないことをしたなぁ…と思います。しかしマラカイトグリーンによる薬浴で何とか回復してきました!あとはエサに飛びつく姿を見られれば完治したと言えるでしょう!

また改めてポップアイについて実践した治療方法を書こうと思います。

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